頭皮ボトックスの解説記事では制度と費用の一般論を書きましたが、この記事はその実践編。私(顔汗・頭汗・全身の汗っかき)が実際に頭皮ボトックスを受けてきた記録です。
※本記事に広告・アフィリエイトリンクはありません。クリニック名は一次情報として記載しますが、紹介料等は一切受け取っておらず、特定の医療機関への受診を勧めるものではありません。
クリニック探しの実情: そもそも選択肢が少ない
最初に分かったのは、頭皮への発汗抑制ボトックスをやってくれるクリニック自体が少ないこと。「顔汗ボトックス」はよく見かけますが、生え際やもみあげまで対応しているところは限られます。
私は最終的に渋谷スクランブル皮膚科で受けました。決め手は(1)頭皮エリアのプランが明示されていた (2)価格が比較の中で現実的だった (3)渋谷駅からのアクセスが良かった、の3点です。
受けたプランと費用
| 項目 | 内容 | |---|---| | プラン | Wプラン(150単位) | | 範囲 | 広範囲のおでこ+もみあげエリア | | 費用 | 88,000円(韓国製ジェネリック) / 120,000円(アラガン社製)の2択 |
解説記事で「頭皮は範囲が広いぶん高くなりやすい」と書いた通りの価格帯でした。薬剤は先発品(アラガン社製)とジェネリックで3万円以上の差。ここは予算と相談です。
なお私のプランはおでこ〜もみあげまでで、後頭部は範囲外でした。これが後で効果の感じ方に効いてきます。
痛みの本音
- 麻酔は眉間に2箇所
- 麻酔したところに近い**おでこ・生え際は「痛いが耐えられる」**レベル
- 麻酔から遠いもみあげ付近はかなり痛い。正直「早く終われ」と思いながら耐えていました
痛みに弱い自覚がある人は、麻酔の追加オプション(クリームなど)が併用できるかを予約時に確認することを強くおすすめします。私も次回やるなら麻酔は追加したい。
効果: 3〜4割減、という正直な体感
打った範囲の汗は、体感で3〜4割減というのが正直なところです。「まったくかかなくなる」は起きませんでした。
理由ははっきりしていて、私は全身性の汗っかきだから。打った範囲(おでこ・もみあげ)以外——顔にはふつうに汗をかくし、範囲外だった後頭部からの汗はそのままです。頭全体から滝汗をかくタイプの人は、「どの範囲まで打てるか」が満足度を大きく左右すると思います。
それでも3〜4割は数字以上に大きくて、塩化アルミニウムや内服薬、冷却グッズと組み合わせる前提なら、かなり有力な一手だと感じています。単体で完結する魔法ではなく、汗対策ポートフォリオの主力の一つ、という位置づけです。
また打つか?
打ちたい。ただし「気合いを入れて行く」やつです。費用も痛みも、ふらっと受けるものではない。次に受けるなら:
- 麻酔を追加・併用できるか確認する(もみあげの痛み対策)
- 後頭部まで範囲を広げられるクリニックを探す(私の残った課題はここ)
これから受ける人へ
- 「頭皮までやってくれるか」を最初に確認。顔汗ボトックスと頭皮ボトックスは別物です
- プランの対応範囲を図で確認する。範囲外の汗は当然残ります
- 効果の期待値は「ゼロになる」ではなく「減る」。他の対策との組み合わせで考える
- 痛み対策(麻酔オプション)は事前確認
- 費用・保険・クリニック選びの一般論は解説記事へ、そもそも何科に相談するかは受診ガイドへ
高い・痛い・完璧ではない。それでも「打った範囲は確実に楽になった」——これが一次情報としての結論です。